鴻応山(豊能富士) 柚原越えルート 西原バス停→山頂までを徹底案内

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柚原越えルート 登山道

はじめに

今回探検したのは、大阪府豊能郡豊能町と京都府亀岡市の県境にある鴻応山。その山容が、かの富士山に似ていることから「豊能富士」と呼ばれている。
かつてコウノトリが生息していたらしく山名の由来にもなっている。コウノトリは里山に囲まれた水田や河川のある里地を好んでいたが、ここ鴻応山周辺もまさにそのようなのどかな里地が広がっている。

山間部の田園風景


今回紹介する鴻応山の登山ルートは、次の3ルートである。
〇寺田登山道ルートhttps://pekoosa-tankentai.com/wp-admin/post.php?post=29&action=edit
〇牧登山道ルートhttps://pekoosa-tankentai.com/wp-admin/post.php?post=177&action=edit
〇柚原越えルート 本ページ
 
寺田登山道の印象は「荒れている・短い(時間がかからない)・割ときつい」である。特にこのなかで強調したいのは「荒れている」ということだ。まず登山道の入口が一番ひどい。草木が生い茂り、一見そこに道があるとは分からないレベルだ。初っ端から藪漕ぎという人を選ぶルートである。その後も笹ブッシュや倒木地帯と荒れた低山に不慣れな方には割と不快な行程になるかもしれない。それでも歩きたい方は藪や虫がましになる冬場をおすすめする。
メリットとしては3つのルートのなかで登山口から山頂まで最短でいけるということだろうか。
 
牧登山道ルートは西側から入るルートで、3つの登山道のなかで最も歩きやすいルートだ。
まず他のルートより登山口がわかりやすい。道中には緊急通報ポイントや案内板があり、道しるべのテープも短い間隔で結び付けられているため、道迷いをすることもない。荒れているポイントもない。登山口近くには、市杵島姫神社や卵かけご飯の店もある。よって鴻応山オフィシャルルートといえる(かもしれない)。どの登山道にするか迷っている方は当登山道にしておけば無難だろう。
 
柚原越えルートは寺田の集落から登山道に入り、山の東側を歩くコースだ。集落には登山道入り口への案内はなく、わかりづらい。しかし登山道に入ってからは赤テープがルート沿いに結び付けられているし、尾根にとりつくまでに勾配はほぼないため、安心して歩ける。県境の少し手前の尾根にとりつくポイントは、倒木により若干わかりづらくなっているので予め確認しておきたい。

公共機関でのアクセス

JR茨木駅から忍頂寺行き(マーク)に乗車し、西野バス停で下車(本数は少ない)
●帰りのJR茨木駅行の便は午前11:41と最終便の18:51。かなり間があくので牧バス停まで歩き、15:31の阪急池田行に乗るのも手だ。

平日限定だがもっと早い時間に現地入りしたいのなら、阪急池田から7:31の牧行きのバスに乗るとよい。

ルート図

所要時間

①西野バス停→35分→柚原越えルート入口
②柚原越えルート入口→40分→寺田・牧登山道との合流地点

寺田・牧登山道との合流地点10分山頂

柚原越えルート 西野バス停→山頂まで ルート徹底案内

①西野バス→柚原越えルート入口

西野バス停下車後は道路沿いに東方向(写真奥側)に歩いていく。

バス停から少し歩くと左側に大きな石灯籠が見えてくる。

石灯籠を通過するとすぐに左折ポイントがある。写真の矢印の方向(北側)に進んでいく。

左折後は道なりに進んでいく。

途中、のどかな棚田を右側に望みながら進んでいく。途中で自販機があるので水分が不足していれば買い足しておこう。(この先は自販機がなかったはず)

道なりに30分ほど進んでいくと、寺田公民館前の分岐点に出る。
左に行けばすぐに寺田登山道の入口がある。(さらに進むと牧バス停に至る)
柚原越えルートを歩く場合は写真奥の方向に進んでいく。

公民館前を通過してすに道が二手に分かれているので、左側に進んでいこう。

集落の間の道を進んでいく。

集落の間の道を進んでいくとまた道が二手に分かれている。
登山道の入口へは右側をすすむ。
ちなみここまでの道のりで、この登山道への案内板は皆無である。

道の舗装がなくなり

すぐに杉林へと入っていく。ここから県境手前の尾根にとりつくポイントまでは一本道だ

②柚原越えルート入口→寺田・牧登山道との合流地点

特に荒れている区間もなく、斜面を横切っていくので勾配もない。赤テープや赤スプレーの目印があるので安心して歩くことができる。

※注意ポイント
3、40分程歩くと、道に沿うように巨大な杉の木が倒れている。
ここが尾根にとりつくポイント。
この倒木によって一本道に見えるが、真っすぐ行ってしまうとすぐに下り道が始まり、亀岡市に入ってしまう。(山の北側に抜けるなら真っすぐ)
下の別角度の画像を見てほしい。

上の写真は倒木の左側から撮った写真。
尾根にとりつくポイントは倒木の左側にある。目印はあるがわかりづらい。
ちなみに・・・

尾根へのポイントを見逃して先に進むと、すぐに上の2枚の写真のようなウクライナカラーのリボンと、道を挟んだ向かい側に京都府の看板が立っている。
これらが目の前にあるあなた。行き過ぎです。戻りましょう。

尾根にとりつくと、しばらくは道なり。

さらに進む。

※注意ポイント
しばらく登っていくと上写真のような場所がある。
目印に気づかなければ、そのまま右側に進んでしまいそうだが、山頂へは左側を進まなければならない。
木に目印のテープが巻き付けられている上、赤テープが地面に落ちているのでこれらが目に入れば間違えないだろう。

勾配のある斜面を登っていく。
草木が少し茂っていて視界は開けてはいないが、赤テー
を辿っていけば問題ない。

登り切ったところに緊急通報ポイントがある。
ここは南から登ってくる寺田・牧登山道との合流地点だ。
進行方向については下の通りである。

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今回辿ってきた道は右側(東方面)からくる柚原越えなので、山頂へはそのまま真っすぐ尾根沿いの道を進む。
寺田・牧登山道の合流地点へは緊急通報ポイントの向かい側、南方面につづく道を下っていく。

③寺田・牧登山道との合流地点→山頂

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柚原越えルートとの合流地点からは西に向かって尾根沿いを歩いていく。

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一本道なので迷うことはない。山頂は目の前だ。

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鴻応山 二等三角点
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山頂からの展望はない

お疲れさまでした。山頂に到着です。
山頂はひらけており、人もあまりこないので静かな時間を楽しむことができる。
山頂からの眺望はないが、山頂から少し北に行った場所にある鴻応岩からは、京都西山を望むことができるらしい(今回行くの忘れてた)。

〇寺田登山道ルートhttps://pekoosa-tankentai.com/wp-admin/post.php?post=29&action=edit
〇牧登山道ルートhttps://pekoosa-tankentai.com/wp-admin/post.php?post=177&action=edit



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