鴻応山(豊能富士) 牧登山道ルート 牧バス停から山頂までルート案内

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牧登山道の入口

はじめに

今回探検したのは、大阪府豊能郡豊能町と京都府亀岡市の県境にある鴻応山。その山容が、かの富士山に似ていることから「豊能富士」と呼ばれている。
かつてコウノトリが生息していたらしく山名の由来にもなっている。コウノトリは里山に囲まれた水田や河川のある里地を好んでいたが、ここ鴻応山周辺もまさにそのようなのどかな里地が広がっている。

山間部の田園風景


今回紹介する鴻応山の登山ルートは、次の3ルートである。
寺田登山道ルート https://pekoosa-tankentai.com/wp-admin/post.php?post=29&action=edit
牧登山道ルート 本ページ
柚原越えルートhttps://pekoosa-tankentai.com/wp-admin/post.php?post=253&action=edit
 
寺田登山道の印象は「荒れている・短い(時間がかからない)・割ときつい」である。特にこのなかで強調したいのは「荒れている」ということだ。まず登山道の入口が一番ひどい。草木が生い茂り、一見そこに道があるとは分からないレベルだ。初っ端から藪漕ぎという人を選ぶルートである。その後も笹ブッシュや倒木地帯と荒れた低山に不慣れな方には割と不快な行程になるかもしれない。それでも歩きたい方は藪や虫がましになる冬場をおすすめする。
メリットとしては3つのルートのなかで登山口から山頂まで最短でいけるということだろうか。
 
牧登山道ルートは西側から入るルートで、3つの登山道のなかで最も歩きやすいルートだ。
まず他のルートより登山口がわかりやすい。道中には緊急通報ポイントや案内板があり、道しるべのテープも短い間隔で結び付けられているため、道迷いをすることもない。荒れているポイントもない。登山口近くには、市杵島姫神社や卵かけご飯の店もある。よって鴻応山オフィシャルルートといえる(かもしれない)。どの登山道にするか迷っている方は当登山道にしておけば無難だろう。
 
柚原越えルートは寺田の集落から登山道に入り、山の東側を歩くコースだ。集落には登山道入り口への案内はなく、わかりづらい。しかし登山道に入ってからは赤テープがルート沿いに結び付けられているし、尾根にとりつくまでに勾配はほぼないため、安心して歩ける。県境の少し手前の尾根にとりつくポイントは、倒木により若干わかりづらくなっているので予め確認しておきたい。

公共機関でのアクセス

公共機関は阪急バスをつかうことになる。

●池田発の場合は、阪急池田駅前4番乗り場から
右図の「希望ヶ丘4丁目行」の牧or■マークの付いた時間帯のバスに乗車(所要時間約45分)。

午前中の便は平日の7:31のみ
 帰りの牧→池田行のバスは最終便が15:31
 (乗り過ごした場合は希望ヶ丘4丁目バス停まで            
 歩けば21時台まで1時間ごとにバスがある)

●千里中央や茨木駅からも牧バス停にアクセスで 
 きる。(乗り継ぎあり)

ルート図

所要時間

①牧バス停ー25分→牧登山道入り口
牧登山道入り口25分→寺田・牧登山道合流地点
③寺田・牧登山道合流地点—20分→柚原越ルートとの合流地点
④柚原越ルートとの合流地点ー10分→山頂

鴻応山 牧登山道ルート ルート案内

①牧バス停→牧登山道入り口

牧バス停から国道沿いに亀岡方面側(北東方面)に進む。上写真は亀岡方面を向いている。

国道沿いにさらに進んでいく。奥に見える山が鴻応山だ

ここ方向転換ポイント。道路の反対側の舗装された農道に入っていく。

別角度から。

農道に入ってからは道なりに進んでいく。

突き当りを左折する。

突き当りに立てられた案内板。

突き当りを左折後は、道なりに進んでいく。
しばらくするとまた案内板(右上写真)が立っているので、ここも左折する。

左折後すぐに竹林に入っていく。ここから登山道入り口まで一本道だ。

右側に設置されている柵沿いに進んでいく。

しばらくすると獣除けの扉が見えてくる。右端の部分を開けて入ることができる。

②牧登山道入り口→寺田・牧登山道合流地点

獣除けの扉を入るとすぐに上写真のような場所にでる。
真っすぐ行けばすぐに和尚池というため池がある。
寺田・牧登山道合流地点へは左に進む。

和尚池 周囲は開けており、休憩ポイントとしてちょうどいい。
ここから先は頂上まで開けたポイントはない。

杉林の中を登山道に沿って歩いていく。勾配はゆるく、路面も荒れていないので歩きやすい。
特に紛らわしい分岐もなく、黄色のテープが短い間隔で結び付けられているので道迷いの心配もない。

合流地点近くのポイント。

看板の矢印の方向に登っていけば、寺田・牧登山道合流地点だ。
ここから合流地点までは勾配がきつくなる。

しばらくきつめの勾配を登れば、正面に寺田・牧登山道合流地点の看板が見えてくる。

寺田・牧登山道合流地点に到着後の進行方向は上の通りだ。
山頂方面は左側(北側)、寺田登山道で下山するなら右側(南側)にすすむ。

③寺田・牧登山道合流地点→柚原越ルートとの合流地点

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合流地点を超えてからも勾配はきつい。

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目印のテープもしっかり配置されているので、迷うことはない

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※注意ポイント 進行方向が変わるポイント。
黄色いテープに気づけばルートが右側に続いていることがわかるが、そのまま真っすぐいかないように注意したい。

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右側に曲がると道がかなり狭くなり、背の低い笹が道を覆い隠すように生えている。
道の右側は急斜面になっているため足を踏み外さないように注意が必要だ。

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道が細くなっているエリアを抜け、斜面を登っていけば本尾根にとりつける。山頂までもう少しだ。

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本尾根に到着。
ここは東廻りの柚原越えルートとの合流地点でもある。
進行方向は上の写真の通り。

④柚原越ルートとの合流地点→山頂

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柚原越えルートとの合流地点からは西に向かって尾根沿いを歩いていく。

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一本道なので迷うことはない。山頂は目の前だ。

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鴻応山 二等三角点
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山頂からの展望はない

お疲れさまでした。山頂に到着です。
山頂はひらけており、人もあまりこないので静かな時間を楽しむことができる。
山頂からの眺望はないが、山頂から少し北に行った場所にある鴻応岩からは、京都西山を望むことができるらしい(今回行くの忘れてた)。

寺田登山道ルート https://pekoosa-tankentai.com/wp-admin/post.php?post=29&action=edit
柚原越えルートhttps://pekoosa-tankentai.com/wp-admin/post.php?post=253&action=edit



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